1月30日「踊り子13号」馬入川

「踊り子13号」・茅ヶ崎~平塚・馬入川

東海道本線 茅ヶ崎~平塚にて

綺麗な冬晴れが広がったこの日、午前中に静岡を出発し横浜の実家を目指していた。
雲ひとつ無い青空に誘われ、行きがけの駄賃に馬入川の河川敷へ向かった。
十数年前にユーロライナーの団臨を撮影して以来の河川敷、この日も多くのファンで賑わっていた。
大人数が集結しても安心のキャパ、通過30分前でも余裕で三脚を据えることができた。
以前ユーロライナーを撮影した際はシャッター音の嵐が凄まじく、自分史上最大の「劇パ」だった記憶がある。

標準レンズで橋の下から見上げる構図をセッティング、カメラ2台体制で待ち構えた。
対岸から迫るMT54のモーター音、5D4のファインダーを覗いてタイミングを図る。
直前の普通列車での練習不足が祟ったのか、一枚切りの5D4は失敗・高速連写の7D2でなんとか狙いのコマを持ち帰ることができた。
(EOS 7D Mark II + EF24-70mm f/2.8L II USM)

12月1日「437M」軽金踏切

「437M」・富士川~新蒲原・軽金踏切

東海道本線 富士川~新蒲原にて

前日までの雨が上がり、この日は空気の澄んだ素晴らしい朝だった。
麓の木々まで見えるのではないかと思うヌケの良さで、年に数回レベルの神々しい富士山であった。
自宅での留守番に耐えかねて、昼から軽く出掛けることにした。

東名を富士ICで降りて、最初は竪堀~入山瀬の鉄橋にやって来た。
富士山をバックに上り列車を捉える有名地で、4006Mが狙い目となる。
先客で地元の方が1人おられ、話してみると職場の上司の義父であった。
世間は案外狭いものだとビックリしているうちに通過時刻、モニターを見返すと構図が少し甘かった。

気を取り直して少し移動、富士川駅の神戸方に位置する軽金踏切へ向かった。
新幹線の富士川橋梁は何度か訪れていたが、こちらは初めての訪問であった。
実際に構えてみると背景の配置が難しく、なるべく富士山が右に寄らないようにポジションを決めた。
本命は4008M、バックの富士山は午後になっても美しい山容を見せていた。
しかし、通過時刻が近付くにつれて切り位置付近に影が迫る。
12月の太陽は急速に影が伸び、373系のスカートに僅かながら影が掛かってしまった。

また時期を変えて来ようと決意、前走りの437Mはバッチリ決まっていた。
Tc車のトイレ壁が凹んでいるT7編成、この後の4008MもTc車の貫通扉が凹んでいるF7編成であった。
(EOS 5D Mark IV + EF70-200mm f/2.8L IS II USM)

11月28日「5列車」第二橋梁

「5列車」・青部~崎平・大井川第二橋梁

大井川鐵道 青部~崎平にて

青部トンネルが開通してからアクセスが容易となり、頻繁に立ち寄る大井川第二橋梁。
冬期の霜取り対策で両パンで走行する姿を捉えるべく、いつもの場所でカメラを構えた。
丸普マークを掲げた元南海・ズームカー、ダブルパンタはなんだか新鮮。

続行の臨時急行はAFが迷走、ピントが甘く大失敗。
赤い急行板を掲げた東急7200系、近いうちにリベンジしたい。
(EOS 5D Mark IV + EF300mm f/2.8L IS II USM)

11月23日「ホームライナー沼津2号」富士見橋

「ホームライナー沼津2号」・新蒲原~富士川・富士見橋

東海道本線 新蒲原~富士川にて

静岡を7:00に発車する4372M、373系の6両編成で毎日運転されている。
数年前から専用ヘッドマークが用意され、静岡に転勤後はよく狙う被写体となった。
前回富士見橋を訪れた際に気になっていたこの構図、換算640㎜の超望遠アングルとなる。
11月も下旬となり、気温が下がり陽炎も気にならなくなった。
手前に影が落ちるため他の撮影者は見当たらず、のんびりと構図を決める。
ATS地上子手前に置きピンし、前走りの普通列車で構図を確認する。
新蒲原を通過してカーブの先から現れた373系、7Dの高速連写で切り撮った。
(EOS 7D Mark II + EF400mm F5.6L USM)


9月28日「734M」清見寺

東海道本線 清水~興津にて

この日は早朝から晴れ間が広がり、静岡7:00発のホームライナーを狙いに国1バイパスへ繰り出した。
定番のS字カーブで1枚撮るも、見返すと時期が遅かったのか前面が弱い気がする。
どうやら盛夏のうちに撮影するべきだったらしく、来夏への課題としてストックしておくことにした。
「一枚撮ったらすぐ帰るよ」と伝えて家を出てきたが、消化不良なので興津付近で寄り道することにした。

奈良時代に創建され、幼少期の徳川家康が教えを受けたと伝えられる清見寺。
境内を東海道線が横切り、明治時代の鉄道黎明期から多くの写真が残されている。
午前中は上り列車に対して綺麗に光が当たり、広角レンズで構えれば背後に名刹が写り込む。
広がるうろこ雲に秋の気配を感じつつ、淘汰の足音が聞こえ始めた211系を切り撮った。
鉄道唱歌にも歌われた当地を、数年後には315系が行き交っているのだろうか。
(EOS 5D Mark IV + EF24-70mm f/2.8L II USM)

10月6日「5087レ」東峰踏切

東海道本線 金谷~菊川にて

10月に入り程良く光線も寝てきたところで、久し振りに朝のカナキクへ出掛けた。
日の出直後は太陽周りに薄く雲が掛かっていたが、現地に着くと残暑を思わせる強い日差しが降り注いでいた。
他に撮影者はおらず、いつものポジションに三脚を据える。
カメラを取り出してセッティングしていると踏切が鳴動、カーブの先からEF65の姿が見えて一瞬思考が停止する。
5087レの通過時間を勘違いしたと思ったが、どうやら3071レの代走だったらしい。
過去の作例を参考にしつつ構図を調整、やってくる普通列車でシャッターの勘を取り戻す。
8時少し前、定刻通りカーブの先から2灯のヘッドライトが近付いてきた。

ところで、ここで見掛ける写真の多くはもう少し望遠を効かせている印象がある。
個人的に画面真ん中で架線柱を目立たせたくないのだが、ここは好みの違いだろうか。
自分の立ち位置が空いているのでとても助かっている。
(EOS 5D Mark IV + EF70-200mm f/2.8L IS II USM)

7月23日「ホームライナー沼津2号」第三興津踏切

東海道本線 清水~興津にて

連休2日目、5:30にゴミ出しで目覚めると天気は晴れ。
Twitterで66レに27号機が入っていたと知り、米神に行けばよかったと軽く後悔する。
せっかくの晴れ間を活かすべく、この日も興津界隈へ出掛けることにした。
昨日失敗したホームライナーをリベンジするべく、昨日と同じ場所に向かった。
興津駅の神戸方にある第三興津踏切、200㎜前後で撮ろうとすると切り位置付近に影が落ちる。
手前に引っ張るか奥で切るかと好みが分かれるが、個人的に先頭車の中程に影を掛けたくないので後者を選択。
昨日は背景にあるポールを隠そうと少し引き付けたら、影を踏んでしまった。
今日は連写速度優先で7Dを選択、現着後すぐの本番だったのでAIサーボにピントは任せた。
イラスト付きのヘッドマークを掲げ、6両編成の373系が颯爽と駆け抜けていった。

踏切を渡る地元のお爺ちゃんに「兄ちゃん昨日も来てたなぁ」と笑われたのはご愛嬌。
(EOS 7D Mark II + EF70-200mm f/2.8L IS II USM)

7月22日「5086レ」由比S字カーブ

東海道本線 興津~由比にて

3:50起床、東の空に雲の姿が見当たらない。
眠い目をこすりながら、今シーズン初の由比S字カーブへ行くことにした。
本来なら6月~7月初旬のうちに訪れたかったが、休みと天気がシンクロせず断念。
梅雨明け後初めての休日、駿河湾に浮かぶ朝日を期待しながら国1バイパスへと向かう。
最初のターゲット・サンライズは地平線に湧いた薄雲で露出が上がらず。
少し太陽高度が上がると、しっかりとした夏の朝日が線路を照らし始めた。
大型トラックが並走しないことを祈りつつ、もう1つの狙いである5086レを待つ。
運良く国1バイパスの流れが途切れたタイミングで、洞トンネルを抜けたEF65の姿が見えた。

この立ち位置は天地のバランスが難しい。
見返してみると、もう少し上に振っても良かった気がする。
次回は国鉄色の姿を記録してみたい。
(EOS 5D Mark IV + EF200mm F2.8L USM)