5月30日「13列車」塩郷カーブ

大井川鐵道 塩郷~下泉にて

この日はEL急行の運転日、非番で空を見上げると雲一つ無い快晴だった。
過去の相性が悪いEL急行、まともなカットがないため眠い身体に鞭打って撮影へ出掛けることにした。
抜里の定番踏切に着くと先客が数名、渋い茶色の電気機関車は人気らしい。
背後の茶畑には霜取り用のファンがあり、車体で隠すためにローアングルで構えてみた。
が、これが仇となりライブビュー撮影をしたところ見事な切り遅れ。
明けの回らない頭ではタイムラグを考慮していなかったらしい。
何のためにここへ来たのか分からなくなり、自分の未熟さに呆然と立ち尽くした。

せっかく晴れていて何も成果無くして帰るわけにもいかず、その後は井川線へ転戦した。
夏至も近くなったこの時期なら、夕方の208列車もアプト区間で日が当たる。
ひとまず一枚抑え溜飲を下げ、帰宅しようと時計を見ると17時過ぎ。
日の入り時刻は18:54、塩郷付近なら遅い時間まで線路に日が当たる気がした。
下り13列車の塩郷発車は17:51、もしかしたら撮れるかもしれない。
幸い西の空に雲の影はなく、塩郷付近のカーブへやって来た。
恐らく次の列車はズームカー、日没間際で半面光が期待できるはず。
18時少し前、この日最後の斜光線を浴びて老兵が姿を現した。
(EOS 5D Mark IV + EF300mm f/2.8L IS II USM)

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