はげやま

  • 「8872レ」・落合川~中津川

    中央本線 落合川~中津川にて

    前日夜にGPVを見ながら後輩と相談、長野~岐阜周辺は晴れ間が望めそう。
    翌朝6:30に集合、塩尻ICまでやって来た。
    久し振りの中央西線、まずは贄川俯瞰に向かった。
    「木曽あずさ号」以来6年振りの現地、手前の竹が伸びて見通しが悪くなっていた。
    ひとまず383系を狙うも、思うように顔が抜けない。
    過去画像と見比べると、架線のビーム形状が変更されている様子。
    1つ撮影地が減ってしまいショック、気を取り直して移動した。

    権兵衛トンネルを抜けて伊那へ、後輩おすすめのソースカツ丼「青い塔」は12年振りの訪問だった。
    美味しいご飯で腹を満たし、昼過ぎの8084レを狙いに再度木曽路へ。
    大桑付近で空木岳をバックに撮影、その後は線路に沿って南下。

    最近Twitterでよく見る落合川の俯瞰、夕方の8872レを良さげな光線で撮れるらしい。
    数年前に撮れなくなったと思っていたが、現地を確認すると竹林が一部伐採されていた。
    背の高い竹を避けて三脚を据える、この様子だと夏にはまた視界が遮られるかもしれない。
    手元の時刻表を確認すると8872レは坂下で1016Mを退避する、時間まで作例を参考に構図を考える。
    線間に下り線の信号機が建植されており、切り位置と絶妙な距離。
    また空を入れて広く撮るかアップで撮るか、どちらも捨てがたく悩ましい。
    ネットに目撃情報が上がらないため本当に来るのか不安だったが、途中で追っ掛け組がやって来た。
    夕刻の傾いた光線を浴びて、EF64の重連がカーブの先から姿を見せた。
    (EOS R6 Mark II + EF70-200mm f/2.8L IS II USM)

  • 「4009M」・市ノ瀬~久那土

    身延線 市ノ瀬~久那土にて

    5月2日は4007Mを久那土で撮影後、小井川のストレートへ向かった。
    16:45頃に通過する4012M、季節が進み前面はだいぶ光が弱くなっていた。
    南アルプスICから帰宅しようと高速に乗ると、夕刻の素晴らしい光線が広がる。
    日没までは少し猶予がありそう、もしかしたら先程の場所で一枚撮れるかもしれない。
    再度六郷ICで下道へ、日没間際の長松院踏切へやって来た。
    背景の山には影も広がり、鋭さを増す光線。
    印象的な一枚になるかもしれないと迎えた4009MはまさかのF7編成。
    甲府方の貫通扉に凹みのある同編成、アップ撮りだと目立つため画竜点睛を欠く一枚となってしまった。

    1週間後、午後の晴れ予報に賭けて再度4009Mを狙う。
    前回の構図・露出を参考にセッティング、西の空には雲ひとつ無く舞台は整った。
    夕日をギラつかせながら、今日はF9編成がカーブの先から姿を見せた。
    (EOS R6 Mark II + EF400mm F5.6L USM)

  • 「4007M」・市ノ瀬~久那土

    身延線 市ノ瀬~久那土にて

    GW合間の平日、非番でGPVを確認すると終日晴れ予報。
    湿度も低くカラッとした絶好の撮影日和、午後から出掛けることにした。

    中部横断道を六郷ICで降り、前回と同じように峡南高校の前に車を停める。
    鉄橋を渡る4010Mを見送り、レンズを付け替え踏切まで移動する。
    2週間で背景の緑がだいぶ色濃くなり、初夏の装いとなっていた。
    前回より広めの構図、左端の特発をギリギリでカットし調整する。
    カーブの先から姿を見せた373系、AIサーボで切り撮った。
    (EOS R6 Mark II + EF300mm F2.8L IS II USM)

  • 4月29日「1714C」

    「1714C」・飛水峡(信)~上麻生
    「1714C」・飛水峡(信)~上麻生

    高山本線 飛水峡(信)~上麻生

    前日夜の「ひだ」で下呂へ、人生初の下呂温泉を堪能する。
    「小川屋」というカエルのロゴが特徴の宿に宿泊、平日で空いており大浴場でのんびり過ごした。
    翌朝のバイキングも種類が多く、大満足の一泊だった。

    チェックアウト後、近くのレンタカーを借り出し撮影へ。
    国道41号を南下し、以前から気になっていた飛水峡の俯瞰を目指した。
    ネットの事前情報によると、中部電力の鉄塔へ続く獣道を辿るらしい。
    蜘蛛の巣に引っ掛かりながらも現着、眼下を行き交う列車を撮影する。

    下山後、近くの第4種踏切へ立ち寄った。
    何気なく写したキハ40の東海色、引退後は異国へ渡った仲間もいる。
    (EOS 5D Mark II + EF400mm F5.6L USM)

  • 「SL撮影会&工場見学体験」・新金谷車両区

    新金谷車両区にて

    大井川鐵道の創立100周年に向けて始まった「C56形135号機 動態化プロジェクト」。
    クラウドファンディングによって動態化費用を補填する企画で、様々な金額のコースが設定された。
    何か支援できたらと、¥30,000の「思い出支援コース:SL撮影会&工場見学体験」を選択。
    催行に関して希望日聞き取りがあり、勤務予定を勘案しながら返信する。

    迎えた当日、雲が広がり稀に日差しが差し込む難しい天気。
    「今日は見学会なので気楽に…」、のんびりと車両を観察する。
    風が強く、C10-8のドレーン吐出は少し残念な形になってしまった。
    最後に順番が回ってきたEL撮影、ピット下や庫内から機関車を眺めることができた。
    普段とは違う新鮮な光景、せっかくなのでレール面からバリアングル撮影をしてみた。
    少し薄日が差したタイミングで、構図の水平に注意してシャッターを切る。
    前照灯やヘッドマークなどリクエストに応えていただき、気付けば終了時間となった。

    未だ笹間渡以遠の復旧目処は立たず、先行きの不透明な現状。
    この場に集った車両たちが、また千頭駅まで運転される日を心待ちにしている。
    (EOS R6 Mark II + EF70-200mm f/2.8L IS II USM)

  • 「N700S・J11編成」・掛川~静岡・「642A」

    東海道新幹線 掛川~静岡にて

    朝のカナキクで5087レを撮影後、気持ちの良い秋空に誘われて少し寄り道。
    久し振りに訪れた205kpのお立ち台、最近は訪問者が少ないのか草が生い茂っていた。
    一旦車に戻って長靴に履き替え、虫除けスプレーを吹き掛ける。
    草を掻き分け、お立ち台への獣道を足元に注意して登る。
    前回訪問時に比べ、画面左側の木が成長し窮屈になっていた。

    この場所でN700Sのカットを得るべく、往来する列車でタイミングを図る。
    最初のチャンスは力んで遅切り、次にやって来た642Aで無事に成功した。
    (EOS 5D Mark IV + EF70-200mm f/2.8L IS II USM)

  • 「206列車」・長島ダム~アプトいちしろ

    井川線 長島ダム~アプトいちしろにて

    第二橋梁でEL急行を撮影した後は、千頭駅前の「cafeうえまる」で昼食。
    午後の12列車が南海ズームカーだったので、駅近くでお手軽に撮影。
    空気も澄んでヌケの良い好天、夕方の締めにうさぎ辻展望台へ向かうことにした。

    GWの新緑渋滞で混み合う77号線、町道栗代線への分岐まで時間を要した。
    落石や陥没で路面の荒れた道を慎重に進み、いつもの駐車スペースへ辿り着いた。
    機材を持って立ち位置に着くと、眼下には緑広がる素晴らしい景色が広がっていた。
    (EOS 5D Mark IV + EF70-200mm f/2.8L IS II USM)

  • 「EL撮影会」・新金谷車両区

    新金谷車両区にて

    縁あってお誘いいただいた撮影会、ヘルメット持参で夕方の新金谷駅に集合した。
    昨年9月の豪雨災害で本線が不通となって以来、久し振りのEL撮影となった。

    段々と周囲が暗くなる中、暖色の前照灯が存在感を増す。
    背景のSL広場に咲く桜も満開で、ライティングに精通したベテランによって照らされた。
    2種類の「さくら」ヘッドマークを掲げた老兵に、各々角度を変えながらシャッターを切っていた。
    (EOS R6 Mark II + EF24-70mm f/2.8L II USM)

  • 「4007M」・市ノ瀬~久那土

    身延線 市ノ瀬~久那土にて

    遅い起床の休日、カーテンを開けると前日の雨で空気の明瞭度が高い。
    GPVを見ると、夕方にかけて山梨側は晴れが続く予想。
    1月に目星を付けていた身延線の撮影地へ向かうことにした。

    新清水JCTから中部横断道へ、途中の富沢ICからしばらく無料区間が続く。
    無料区間の終点・六郷ICで下道へ、ここまで静岡市街から1時間強。
    「ふじかわ」より遥かに短い所要時間、樽峠トンネルなど山々を貫いた土木力の恩恵を受けた。
    昨年廃校になった峡南高校の前に車を停め、鉄橋を渡る4010Mを撮影。
    4007Mは下部温泉駅で行違いとなるため、手早くレンズを交換し150m程移動する。
    第4種踏切の脇から下り列車を狙うこの構図、背景の新緑がいい感じ。
    季節も進み、そろそろ陽炎も気になる季節を迎える。
    この日は少し風があり、クリアな視界のまま373系を捉えることができた。
    (EOS R6 Mark II + EF400mm F5.6L USM)

  • 「4004M」・井出駅

    身延線 井出駅にて

    昨年に続き桜の開花が早かった今シーズン、3月中に見頃を迎える場所が多かった。
    前日に下見した様子では井出・寄畑付近の桜はちょうど満開。
    GPVの晴れ予報を信じて、この日は朝から身延線へ向かった。

    最初にやって来たのは井出駅の甲府方、カーブの先に良さげな桜の木が並んでいる。
    駅東側が山に囲まれた地形のため、朝一の4002Mに日が当たるか微妙なタイミング。
    後方の木々に光が当たり始めたところでタイムアップ、無情にも踏切が鳴ってしまった。
    写真は10時前に通過した4004M、撮影後は隣の寄畑駅へ移動した。
    (EOS R6 Mark II + EF300mm F2.8L IS II USM)