2月17日「840A」大津トンネル

「840A」・岡山~相生・大津トンネル

山陽新幹線 岡山~相生にて

「大津トンネルで500系を撮りたい」、RF100-500導入後に機会を窺っていた。
晴天予報の日はことごとく勤務日と重なり、出撃できずに1月を終えた。
実現しないまま2月を迎え、今シーズンは厳しいかと思われた。
ちょうど500系の順次引退も発表され、これから撮影者も増えると予想された。

非番で帰宅した2月16日、翌日は品川で撮影会が控えていた。
念願の夜間撮影会、夕方集合なので日中は自由に行動できる。
SCWを確認すると、翌日の赤穂地域は雲が抜けていた。
一旦仮眠後に機材を準備、新幹線~新快速を乗り継いで播州赤穂駅に着いたのは23:59だった。
駅直結の東横インで就寝、数時間後に起床し出発した。
夜明け前から1時間強のウォーキング、周囲が明るくなった頃に現着した。

500系の引退発表と土曜日が重なった影響か、立ち位置には既に5名程+場所取りのテープが貼られていた。
先着・後着の方々とアングルの調整を行い、なんとか立ち位置を確保することができた。
密林の如く形成された三脚、超望遠では僅かなズレも命取りとなるので慎重に構図を決める。
周囲のアドバイスによると、2両目に大型のパンタカバーが入るので上部の余白が必要らしい。
日が昇るにつれ手前の影も掛からなくなり、あとは人為的なミスさえしなければ大丈夫。
戦闘機を思わせる運転台にAFフレームが追尾したことを確認、秒間40コマで切り撮った。

1時間後のハローキティ新幹線まで撮影、帰り道は一緒に構えていた方に駅まで送って頂いた。
会話の途中で同じ会社に勤務していると分かり、まさかの展開に話が盛り上がった。
予定より早い列車に乗ることができ、新大阪駅近くの「ひなたの湯」で汗を流した。
新大阪13:57発「のぞみ388号」で品川へ、青い名機の元へ向かった。
(EOS R6 Mark II + RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM)