雑記帳

撮影に関する小ネタなど

  • 地名駅近くの踏切から笹間渡方面
    しばらく転換していない転轍機
    遮断桿は取り外されていた
    中徳橋の定番ポイント

    ↑(2021年3月

    田野口駅周辺は被害が大きかったと聞く
    駿河徳山駅近くの踏切から田野口方面
    駿河徳山駅構内

    ↑(2021年8月

    大井川第二橋梁

    ↑(2020年10月(2020年10月)2020年10月

    千頭駅構内に取り残されたズームカー
    外板の痛みが目立つ

    2022年9月の台風15号で被災して以来、列車が来なくなってしまった沿線。
    地名駅や田野口駅など、掃除が続けられベンチは綺麗に拭かれていた。
    会社単独での復旧は困難とされ、何らかの支援が無い限り復旧は難しいと思われる。
    リニア問題で大井川の水は度々取り上げられるが、こちらにスポットが当たることは少ない。

    「温泉に 響くは汽笛 香るお茶」
    よく訪れる温泉施設で目にする俳句、語呂が良くて気に入っている。
    再び奥大井にSLの汽笛が響く日は来るのだろうか。
    (2024年3月訪問)

  • 発売前に予約し手に入れたR6Ⅱ、1年間はアダプターを用いてEFレンズと共に使用してきた。
    5DⅣとの比較で、特にAF性能の進化は素晴らしく「置きピン」の頻度もだいぶ減った。
    一方でメインレンズとして使ってきたEF70-200Ⅱ型、周辺減光が少し気になっていた。
    そろそろRFレンズの導入を検討する中で、思い切って下取り交換に出すことにした。

    候補に挙がったのはRF70-200とRF100-500の2レンズ。
    どちらもズーム時に全長が伸びる点が気になったが、EF時代と比べて大幅な軽量化が図られている。
    ボディ本体の高性能化により、開放値の明るさはそこまで求められなくなった昨今。
    一本でヨンゴーロクの焦点距離までカバーでき、MTF曲線も良さげなRF100‐500。
    長年連れ添ったレンズとの別れも寂しいが、気付けばマップカメラから大きな段ボールがやって来た。

    これまで2台切りや1.6倍の焦点距離が必要な場面で活躍してきた7DⅡ。
    連写も速く堅牢なボディで気に入っていたが、R6Ⅱと比べるとどうしてもAFの粗が目立ってしまう。
    下取り価格のあるうちに、レンズと同じタイミングでミラーレス化することにした。
    R7と迷った末に廉価版のR10を導入、僅か429gのボディに7DⅡ以上の性能が搭載されている様子。
    箱から取り出した際に、「中身が入っていないのでは?」と思う程小型軽量化されたモデルである。

    早速沿線で使用してみて、まずRF100‐500の合焦速度に驚いた。
    R6Ⅱの性能との相性もありそうだが、サンニッパと比較しても速いと感じる。
    背景のボケ具合では敵わないものの、ピントが合った面の描写は遜色無いように思う。
    懸念事項だった繰り出しズーム機構も、思ったより造りがしっかりしているため気にならない。
    そして軽い、EF70‐200とほぼ変わらない全長でより軽量化が図られている。

    カメラバックの隙間に忍び込めるコンパクトなボディ、R10。
    最新のDIGICⅩを搭載し、AF性能は上位機種に迫るとされる。
    一方で電子シャッターの歪みはR6Ⅱに比べて大きく、メカシャッターが主体となりそう。
    シャッター速度も1/4000までで抑えられており、バッテリーも小型のLP-E17となっている。
    まだ使用回数が少ないので、今後使い込むうちに癖など把握していきたい。
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  • 11月中旬にマップカメラで予約したR6Ⅱ、在庫確保の連絡が12月25日に入った。
    手持ちの5DⅣや妻所有で使用機会の少なかったD7500を下取りに出し、折り返し届いたのが1月3日だった。

    ヨドバシカメラで付属品を予め注文、久し振りに使用するSDカード。
    マウントアダプターは台湾製、EF40mm F2.8 STMのようなサイズ感である。
    早速保護フィルムを貼り付け、日付や記録画質など初期設定を行う。
    従来のLP-E6Nと互換性があり、手持ちのバッテリーを活用できるのが有り難い。
    ※この場合、連写速度が落ちる模様。

    翌朝、試運転を兼ねて新幹線撮影の有名地・中里地区へやって来た。
    三脚にセットした後ろ姿は、これまでのデジタル一眼レフカメラを踏襲しているように思う。
    レリーズについて、これまでメインで使用していたRS-80N3ではなくRS-60E3となった。

    EOS R6 Mark IIの特徴として、「鉄道にも対応したトラッキング性能」と「秒間40コマの電子シャッター」が挙げられる。
    カメラを構えて最初に驚いたのがAIサーボ、喰い付いたら離さないという謳い文句そのままだった。
    画面右下から左方向へ200km/h以上で突き進む新幹線に対して、予め配置したAF測距点から追尾し続けた。
    この場所では置きピンで問題なく済むが、ピント面を合わせにくい状況で今後活躍してくれそうである。

    これまで使用してきた機材でも電子シャッターは搭載されていたが、バルブ撮影時など使用機会は限定的だった。
    「動きモノで電子シャッターは歪む」と周囲から聞いていたため、沿線撮りでは専らメカシャッターだった。
    R6Ⅱのメカシャッターは最高秒間12コマ、7DⅡを凌ぐドライブ性能を有している。
    これまでの機材に比べれば十分高速であるが、新幹線など高速で動く被写体に対しては失敗もあり得る。

    電子シャッターの秒間40コマではどうか、同条件下で試してみた。
    上(メカシャッター)は8:45頃通過の207A、下(電子シャッター)は10分後に通過した15Aを撮影した。
    (前後の列車間隔によって同じのぞみ号でも通過速度が変わるので厳密な比較にはならない)

    もはや未踏の境地、新幹線であっても撮り逃がさない驚異的な連写速度であった。
    一回レリーズすると何枚記録されるのか、瞬く間にデータが蓄積されていく。

    一方で、電子シャッター使用時の被写体の歪みはどうか。
    カメラのモニターでは判別できなかったので、帰宅後PCで確認した。

    拡大すると、電子シャッターで撮影した画像は右上に流れているのが分かる。
    高速で走行する新幹線をほぼ真横から撮影するという条件下では少し厳しかったかもしれない。
    大きく引き伸ばす場合などは避けた方が良さそうだが、自サイトで楽しむ分には十分だと思う。
    被写体の移動速度や画面内での見え方によって、両者を使い分ける必要があると感じた。
    (EOS R6 Mark II + EF70-200mm f/2.8L IS II USM)


  • 高校1年時に新宿のヨドバシカメラで購入後、メイン三脚として愛用しているハスキー3段。
    2年前にパンロックの締め付けが緩くなり、日本での輸入代理店であるトヨ商事へオーバーホールを依頼した。
    撮影地で一番多く見掛けるといっても過言ではないハスキー三脚、他の方の参考になればと思い雑記する。

    2007年に貯金を切り崩して購入したハスキー3段、不調が出たのは2019年2月だった。
    保証書記載の電話番号へ問い合わせてみると、宅急便で京都市中京区のトヨ商事へ現物を送ってもらえれば修理可能とのこと。
    早速一言添えたメモ書きと共に、ベルボンのケースごと送付した。
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    トヨ商事株式会社様へ

    先日電話にてハスキー三脚の修理について問い合わせた者です。2007年に購入後長らく使用してきましたが、最近雲台のパンロックが上手く締まらない症状が出るようになりました。十年選手なので、一回オーバーホールをお願いできたらと思い三脚を送らせて頂きました。どうぞよろしくお願い致します。

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    数日後に修理代金として2~3万円掛かりそうだという電話があり、代引きで支払う旨を伝えた。
    1週間程で自宅に細長い荷物が届いた。

    修理計¥44,000のうち、¥21,100はサービス分となり¥22,900の負担で済んだ。
    各消耗部は新品に交換され、見違えるように綺麗になって返ってきた。

    「ハスキーは一生モノだから」ヨドバシカメラの名物店員・森泰生さんに熱弁されて購入したのを思い出した。
    少し不調を抱えているハスキーユーザーは、是非一度オーバーホールを依頼してみてほしい。

  • 先日修理に出したEOS 5D Mark IVが戻ってきた。
    自宅に集配を依頼したのが2月8日・返却されたのが2月25日だったので、2週間程で完了した。

    厳重な梱包によって配送された段ボール。
    同封されていた「カメラ点検のご報告」を確認すると、点検の詳細が記載されていた。


    購入から3年程、レリーズ回数は約15,000回以下と使用頻度は少なめだと思う。
    今回はミラーボックスユニット・シャッターユニットの交換が主な修理内容であった。
    意外だったのが、露出精度の項目に異常が出ており「精度のバラつきを確認」となっていた。
    普段使用する中で特に違和感を覚えていなかったが、今回点検で調整してもらえたのは良かったと思う。
    他にも指摘外の現象として「メインダイヤルが時々効かない」という内容があり、これはダイヤルユニットの交換という処置になった。
    交換部品としてはミラーボックスユニット(¥12,135)・シャッターユニット(¥10,130)・ダイヤルユニット(¥2,950)の3点となり、Canonフォトサークルの会員割引によって10%差し引かれた。
    他に技術料金¥21,600が加算され、請求金額合計が¥48,747であった。
    結果的に中古レンズが1本買える金額になってしまったが、今後も愛機として長く使っていきたい。

    因みに、EF70-200mm F2.8L IS II USMを「あんしんメンテプレミアム」で同時に送付した。
    こちらは前回点検から2年程経過したため依頼したところ、AFピント点検で異常が出ており「前ピン傾向を確認」とあった。
    普段ライブビュー機能を使用してピント合わせしている時には気付かなかったが、最近EOS 7D Mark IIのAIサーボAFの際にピントが合ってないコマが増えた気がしていた。
    懐に余裕があれば手持ちの機材をまとめて点検に出すのが一番良さそうであるが、残念ながら破産してしまう。
    状況を見ながら、適切なタイミングであんしんメンテを活用していきたい。
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    ※現在、新型コロナウイルス感染予防のため、外出に伴う接触リスク低減を目的に 下記の料金をいただいておりません。  ・引取修理サービスご利用料金:税込2,750円  ・弊社対面窓口でお預かりした場合の返送料金:税込990円 ※期間は2月末日受付分までとさせていただきます。また、本対応は状況により適宜見直す場合がございます。

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    (今なら引取修理サービス¥2,750が掛からないのでこの機会にどうぞ)

  • 2017年11月からメイン機として使用しているEOS 5D Mark IV。
    あまり聞いたことのない症状が出たので、他の方の参考になればと思い雑記する。

    ボディキャップを開けた際に、ミラー部右上・シャッター幕部に油分が滲み出たような汚れを見付けたのは2020年11月だった。
    幸いセンサー部には異常が無く、写りには影響が出なかったものの気になる汚れ。

    自宅近所にあるカメラのキタムラで、アルコールを含ませた綿棒で擦ってもらうも除去できず。
    「レンズ交換時にたまたま付着したのでは?」という意見だったが、納得できず。
    このまま放置するのも気が引けたため、キヤノンに電話で問い合わせしてみることに。
    コロナの影響で、修理受付も事前の電話予約が必要らしい。
    品川にある「キヤノンプラザS」に電話するも、年末年始の繁忙期のため1ヶ月先まで埋まっているとのこと。
    銀座のサービスセンターも同様に混雑しており、統廃合が進み横浜・新宿の窓口が閉鎖されたのが痛い。

    持ち込み修理を諦め、初めて引取修理サービス(¥2,750)を利用することに。
    自宅に届いた大きめの段ボールにセルフ梱包し、ヤマト運輸に集配を依頼。
    4日後に、キヤノン大分修理センターから金額超過についてのメールが届く。
    (以下メール文面まま)
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    【ご指摘内容】
    (1)レンズ交換時に付着したのか原因は分かりませんが、ミラー部右上・シャッター幕部に油分のような汚れが付着してしまいました。
    現状、写りには影響ありませんが、このまま放置するのも気になると思い点検を依頼しました。

    【確認内容】
    (1)メカ機構部に焼けがあり、それによりご指摘の現象が発生していることを確認致しました。
    関連部品【シャッターユニット、ミラーボックスユニット】の交換にてご案内申し上げます。

    なお、今回交換を予定しております箇所(ミラーボックスユニット)については、製品の各精度への影響が大きいため、
    部品交換と合わせ、各種精度の再点検、調整を実施する「あんしんメンテ オーバーホール」にてご案内申し上げます。
    当初、あんしんメンテプレミアムにてご依頼をいただきましたがあんしんメンテオーバーホールに切り替えてのご案内とさせていただきます。

    【ご指摘外の現象】
    (2)メインダイヤルが時々効かないことを確認致しました。
    関連部品【ダイヤルユニット】交換にてご案内致します。

    お見積り金額は以下の通りです。
    お見積り金額:¥59,664 (税込)

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    メカ機構部に焼けとは…?
    構造には詳しくないのでなんとも言えないが、3年程の使用でここまで大きな事象になってしまうことに驚いた。
    使用頻度もそこまで高くなく、前回点検時にはサービスセンタースタッフから「もっと使って下さいね」と言われた機体。
    丁寧に使用している自負はあったので、今回の診断内容は意外であった。
    5DIVを当分使い続ける予定なので、修理継続をお願いしたが痛い出費となってしまった。
    他の方で同じような現象が出た場合、状況によっては買い替えなども検討すると思う。