5月28日「5086レ」由比S字カーブ

東海道本線 興津~由比にて

3:50起床、東の空には綺麗なグラデーションが広がっていた。
正直二度寝をしようと考えていたが、この空模様では眠ることができない。
疲労蓄積の身体に鞭打って、今シーズン二度目の由比S字カーブへ行くことにした。

先週訪問時はまさかの大遅延、早朝徒労ドライブとなってしまった。
出発前にTwitterをチェック、今のところ大きな遅れは無い様子。
到着すると先客が5名程、皆考えることは同じらしい。
前方に構えさせていただき、作例を参考に構図を整える。
サンライズは若干時期が早かったのか露出が上がらず、相変わらずの高難易度。
前走りの66レで慎重にピントを調整し、天地の比率を調整する。
洞トンネルを抜けた2灯のライト、本命の5086レが近付いてきた。
色褪せた塗装が特徴の2139号機、末永く走り続けてほしい。
(EOS 7D Mark II + EF70-200mm f/2.8L IS II USM)

5月3日「EL急行」第二橋梁

大井川鐵道 青部~崎平にて

綺麗な青空が広がったこの日、必要な作業を放棄して撮影に出掛けた。
新緑が眩しい絶好の撮影日和、シャッターを押さないと具合が悪くなってしまう。
帰宅後カメラバックに機材を詰め込み、362号を北上した。
祝日のため交通量の増えた酷道、各所で対向車待ちを行う。
富士城を越えた先にあるトンネル工事、終わりが見えないのか工事期間が延びていた。

定番の第二橋梁、久し振りに長靴を履いて河原に下りてみた。
レンズを変えながら構図を思案、背景の雲が良さげなので広角を選択。
上りの10列車が通過して、しばらくすると遠くで汽笛が響いた。
新緑に映える西武カラー、すっかり季節は夏光線となっていた。
(EOS 5D Mark IV + EF24-70mm f/2.8L II USM)

4月10日「南アルプス51号」青部駅入線

「南アルプス51号」・青部駅・旧客夜行

大井川鐵道 青部駅にて

日本旅行主催の旅行商品として企画された旧客夜行。
夜から翌朝にかけて新金谷~千頭間を2往復するダイヤで、千頭駅到着は6:58。
真っ先に浮かんだこの構図、4月なら綺麗な朝日が当たるだろう。
前日も訪れた大井川沿線、この日は早朝4時に自宅を出発した。
野生動物の飛び出しに注意しながら362号を走り抜け、5時過ぎには現着。
多数の先客を予想していたところ誰もおらず拍子抜け、みんなどこで撮るのだろう?

三脚だけ据えてレンズを変えて試し撮り、いつも通りのサンニッパに落ち着いた。
しばらくして続々と集まる同業者、やはり皆考えることは同じらしい。
綺麗な朝焼けに包まれた青部駅、気付けば過去最高の動員となった。

お手軽にアクセスできるこのアングル、地味に構図を組むのが難しい。
好みの問題ではあるが、背景の架線柱をカットすると画面左が窮屈になってしまう。
また、この場所は切り位置前後の軌道が向かって右に沈んでいる。
この日もカメラ内の水準器では水平が出ていたが、モニターに表示された画像は右に傾いて見えた。
DPPで現像する際に-0.75傾きを補正、しっくりする画像が仕上がった。
(EOS 5D Mark IV + EF300mm f/2.8L IS II USM)

3月27日「115系&143系コンプリート撮影会」

「115系&143系コンプリート撮影会」・新潟車両センター

新潟車両センターにて

地元では10年以上前に運用から撤退し、見掛ける機会が少なくなった115系。
新潟地区では多様なカラーリングが見られ、いつか訪問したいと考えていた。
「新緑の時期に訪れよう」そう思っていた矢先、ダイヤ改正で運用離脱。
新型車両への置き換えが完了し、もっと早く行けば良かったと後悔する。

そんな中、JREモールで告知された「115系&143系コンプリート撮影会」。
語呂合わせで¥39,115という価格設定、往復の新幹線代を考慮すると7万円を超えてしまう。
複数回開催された検修庫内での企画も気になっていたが、勤務日と折り合いが悪く断念していた。
今回は偶然休みと重なり、2日目なら問題なく参加できそうであった。
軽い気持ちでえきねっとを覗くと、トクだ値15%がまだ予約可能。
「払戻手数料なら¥320で済む…」悪魔のささやきもあり、気付くと往復の予約完了メールが届いていた。
財務大臣に相談すると渋い顔、家計は既に火の車である。
「自分自身の操作で予約戦争に勝ったら行けば?」という有り難いお言葉を頂戴した。

発売開始は3月16日、12時の発売開始に合わせて自宅PC前に陣取る。
事前に購入歴があるのでクレカ情報は登録済み、ログインを済ませて待機する。
前売り10時打ちのような緊張感、12時ちょうどから少し遅れて発売中の表示が出た。
アクセス集中により重くなったページを進み、カートに入れる。
連絡先の入力に手こずったものの、なんとか12:01には「ご注文ありがとうございました」のメールを受信することができた。
これで来月の赤字は確実なものとなった。

撮影会前夜、N700系~E7系と乗り継ぎ新潟着。
駅前の東横インで前泊、翌日の好天を願い就寝。
迎えた当日、新潟駅前は今にも泣き出しそうな分厚い雲が広がっていた。
「どうして…」日頃の行いを責めたのは言うまでもない。
会場では圧巻の8編成並びが展開され、小雨降り出す曇天に悔しさが込み上げてきた。

「国境の長いトンネルを抜けると快晴であった。」帰りの新幹線、窓の外には綺麗な青空が広がっていた。
(EOS 5D Mark IV + EF24-70mm f/2.8L II USM)

3月3日「938M」第三浜名橋梁

「938M」・新居町~弁天島・第三浜名橋梁

東海道本線 新居町~弁天島にて

ダイヤ改正を控え、友人から「静岡地区での311系運用が無くなる」という話を聞いた。
静岡駅まで乗り入れる運用は深夜~早朝の1往復と限られ、撮影機会の少ない形式であった。
静岡地区らしい記録を残そうと、前回は第一浜名橋梁へ向かった。
特に運用を調べずに構えるも、目当ての311系がやって来ない。
どうやら運用が想像以上に少ないらしく、日を改めて再訪することにした。

前回訪問から半月後、晴れ予報が出た休日に再度弁天島へ向かった。
狙いは11時頃に通過する938M、311系の8両編成で運転される。
前回の第一浜名橋梁では時間的に側面が弱いと踏んで、この日は第三浜名橋梁で構えることにした。
強風吹き付ける中、無事に撮影終了。
その後、対岸で新幹線を撮影しその日は帰路に就いた。

帰宅後PCを確認すると、少し画面が窮屈な印象を受けた。
再戦は早い方が良い、1週間後に三度訪問した。
5D4には50mm・7D2には24-70㎜を据えて、この日も938Mを狙う。
110km/hで飛ばしてくる鉄橋上、バランス良く収めるシャッターチャンスは一瞬である。
モニターで出来上がりを比較、気に入ったのは7D2の1枚であった。

ダイヤ改正前の3/8、豊橋から浜松までG10編成に乗車。
GG編成のような加減速の悪さ、上がらぬ速度・効かないブレーキ。
一方で「お金を使って作りました」感が、平成初期の車両らしくて好きだった。
(EOS 7D Mark II + EF24-70mm f/2.8L II USM)

2月25日「206列車」アプト区間

206列車・長島ダム~アプトいちしろ・うさぎ辻

井川線 長島ダム~アプトいちしろにて

この日は後輩の車に便乗し、朝から奥大井へ向かった。
後輩の園芸を手伝いつつ、千頭駅前の「cafeうえまる」で昼食。
唐揚げ定食がサクサクでおすすめ、ブルーベリースムージーも美味しい。
うえまるのブルーベリーは自家製で、白沢温泉「もりのいずみ」近くに農園があるらしい。

頻繁に通行不能になってしまう町道栗代線、この日も各所に落石が転がっていた。
うさぎ辻展望台、長島ダムを背にアプト区間をゆく井川線を撮影することができる。
急速に伸びる山影、もう少しで影に沈もうかというタイミングで206列車がやって来た。
(EOS 5D Mark IV + EF200mm F2.8L USM)

2月24日「N700S・J18編成」第三浜名橋梁

「J18編成」・浜松~豊橋・第三浜名橋梁

東海道新幹線 浜松~豊橋にて

11時頃に通過する938Mを狙いに、この日は第三浜名橋梁へ。
311系の8両編成で運転される938M、ダイヤ改正で静岡地区では見納めになるらしい。
撮影後、空を見上げると綺麗な冬晴れ。
貴重な晴れ間を活かすべく、以前から気になっていた対岸の撮影地をロケハンすることにした。

電車からもよく目立つ「つり船・東京屋」の看板、こちらの敷地を通ってアクセスするらしい。
手ぶらで挨拶も申し訳ないので、近くのローソンでスイーツを購入してインターホンを押した。
「新幹線の写真を撮らせていただきたいのですが…」同じような訪問者が多いのか、快諾していただいた。
階段を下りて、かなり狭い足元に注意しながら東海道線の鉄橋をくぐる。
その先には、よく目にする新幹線の撮影スポットが広がっていた。
午後も安定した青空が広がり、構図を変えながら浜名湖をゆく新幹線を撮影できた。
次回はしっかりした手土産を持参しようと思いつつ、この日は帰路に就いた。
(EOS 5D Mark IV + EF24-70mm f/2.8L II USM)

2月4日「田端運転所」夜間撮影会

「田端運転所 夜間撮影会」・田端運転所

田端運転所にて

「往年の名機、一堂に会す。」と共に、もう一つ注目していた田端運転所の撮影会。
昨年開催分の写真に刺激を受け、機会があれば参加したいと考えていた。
比較的直近の日程で突如告知されるJREモール、今回はタイミング良く夕方の部に参加できそうだった。
幸い定期券の購入などでJREポイントが貯まっており、財務大臣の許可もすんなり下りた。
予約開始は1/25の12:00~、この日も出勤だったため妻に予約をお願いした。

恐らく一番人気の高い夕方の部、僅か30名の枠を確保できるか不安がよぎる。
昼休憩開始を告げるチャイムとともにメールの通知音、確認すると「ご注文ありがとうございました」の文字が踊る。
さすが幾千の修羅場をくぐり抜けた猛者である、曰く「メールマガジンのチェックを外す余裕があった」とのこと。
この日はいつも以上に頭を低くして家の敷居を跨いだのであった。

迎えた当日、夕方の空は雲が多いものの時折青空も広がっていた。
一番乗りで受付を済ませ、運転所内の広場に集合した。
広場には朝礼台が設けてあり、恐らくここで朝の体操を行うのだろう。
こういった場所には池があり、網の重りは制輪子というのはどこもお決まりらしい。
スタッフの説明が終わると会場へ移動、そこには圧巻の光景が広がっていた。
手前の81号機には「北斗星」のヘッドマーク、思い返すと2014年の室蘭本線以来だった。
正面から狙うと強い光源に悩まされる夜間撮影、角度を変えつつ思い思いの場所で写すことができた。
大満足の60分間、また機会があれば参加してみたい。

この撮影会が終わった頃から、機関車側面にある電暖灯の撤去が始まった様子。
ホームドア設置に関係する改修らしく、撮影会中の点灯は職員の方の心遣いだったのかもしれない。
(EOS 5D Mark IV + EF24-70mm f/2.8L II USM)

1月29日「往年の名機、一堂に会す。」(ポジ)

「往年の名機、一堂に会す。」・品川駅構内

品川駅構内車両基地にて

せっかくの機会なので、この日はフィルムでも同時に記録してみた。
以前ヤフオクで落札したEOS-1N、多少傷はあったものの動作は問題ない様子。
中学生の頃憧れていた一桁機が驚きの低価格、まさか1万円以下で手に入るとは思わなかった。
前回詰めたベルビア100が残っていたので、そのまま会場に持ってきた。

中学生の頃はネガフィルムで活動していたので、曇天化におけるポジフィルムは未知の世界。
ISO100に設定した5D4の値を参考に、いくつか露出を変えて撮影してみた。
「ガシャン」デジに比べて重厚なシャッター音を噛み締めつつ、気付けば36枚撮りフィルムを撮り終えた。

翌日カメラのキタムラで現像とDVDデータ化を依頼、納期は2~3週間とのこと。
最近はフィルム需要も減っており、以前に比べて納品まで時間が掛かるらしい。
後日、仕上がったスリーブを見て一安心。
そこには幼少期絵本で見た寝台特急「さくら」が記憶の色そのままに再現されていた。
(EOS-1N HS + EF50mm F1.4 USM / RVP 100)

2月1日「ドクターイエロー」持船城跡

3981A・静岡~掛川・持船城跡

東海道新幹線 静岡~掛川にて

特に予定の無い休日、窓を開けると青空が広がっていた。
遠出するには朝遅く、どこか近場で撮れる場所を思案する。
調べると「こだま検測」の運転日らしく、11時台に静岡近辺を下る様子。
2年前「のぞみ検測」で訪れた、用宗駅近くの高台から狙ってみることにした。

用宗水神社横の急坂を登ると、持船城址の小さな駐車場に辿り着く。
ドクターイエローの運転日だけあって、地元の方が何人かカメラを構えられていた。
前回は70㎜でワンスパン先で切り取ったので、今回は40㎜で手前まで引いてみる。
小坂川沿いの紅梅がうっすらと色付き、春の到来を予感させる一枚となった。

撮影後は、最近注目を集めているスポット・用宗港へ立ち寄った。
ハットパーク用宗にて昼食、GRATEFUL’Sのバーガーは種類も豊富で近いうちに再訪したい。
食後は「用宗みなと温泉」へ、天然水の水風呂で「ととのい」のんびり過ごすことができた。
(EOS 5D Mark IV + EF40mm F2.8 STM)