2023年

  • 「4012M」・常永~小井川

    身延線 常永~小井川にて

    非番で午前中に帰宅、この日は気持ちの良い秋晴れが広がっていた。
    気温も落ち着いてきたので、久し振りに撮影へ出掛けることにした。

    中部横断道で六郷ICへ、何度か訪れている長松院踏切に三脚を据えた。
    太陽周辺に広がる雲に怯えつつも構図をセット、4007Mを待つ。
    画面内の露出が落ちたタイミングで接近音、1枚目はあえなく撃沈した。

    気を取り直して場所を移動、折返しの4012Mを狙う。
    前回と同じように小井川のストレートへ、たわわに実った秋景色が広がっていた。
    沿線でよくお会いする身延線マスターが既にスタンバイ、好条件に胸が高鳴る。
    程なくしてマスターの友人が合流、会話の途中で共通の知人がいると分かり盛り上がる。
    綺麗に刈り取られた足回りと収穫間際の稲穂、どうやらベストタイミングで訪れたらしい。
    山の稜線付近に雲は無し、最高の条件でF1編成が通過した。

    帰り際、内船駅近くの「なんぶの湯」へ立ち寄った。
    休憩スペースの漫画が充実しているので、つい長居してしまう。
    夕飯時だったので初めて食堂を利用、身も心も満たされて帰路に就いた。
    (EOS R6 Mark II + EF70-200mm f/2.8L IS II USM)

  • 「402列車」・長島ダム~アプトいちしろ

    井川線 長島ダム~アプトいちしろにて

    この日は早朝から後輩の車に便乗して奥大井へ。
    連日の猛暑が各地でニュースになった8月、山の上は幾分空気が涼しく感じた。
    毎週のように来ていた大井川だが、最近はなかなか来れず。
    手元のSwarmを確認すると、5月以来の訪問だったらしい。

    曇り予報に反して午前中は青空が広がっていたので、ド定番で一枚。
    夏らしい雲を背にアプト区間をゆく402列車、編成後部には貨車が付いていた。
    (EOS R6 Mark II + EF24-70mm f/2.8L II USM)

  • 「5087レ」・金谷~菊川・EF65-2097

    東海道本線 金谷~菊川にて

    就寝前のSCWでは快晴予報、朝6時のアラームで起床した。
    お盆前の金曜日、運転されるのか不明だったが「貨物ちゃんねる」には早朝から書き込みがあった。
    50㎜単焦点だけカメラバックに詰め、いつものカナキクへ向かった。

    先週も訪れた牧之原トンネルを抜けた先のストレート。
    夏場で草の背丈が高いので、虫除けスプレーと長靴で待ち構える。
    照り付ける日差しの中、狙いの位置にピントを置く。
    7:55過ぎ、線路の軋む音が聞こえ2灯のライトが近付いてきた。
    (EOS R6 Mark II + EF50mm F1.4 USM)

  • 「尾久車両センター 機関車撮影会」

    尾久車両センターにて

    JREモールで突如告知される有料撮影会、今回は運良く休日と重なりそう。
    昨年10月は第2部に参加したが、日の高い時期は朝早い方が良いだろうか。
    100人×3部と募集枠が多かったため、すんなり希望の第1部を予約することができた。

    前日は久し振りの酒席、若干の二日酔いで起床すると青空が広がっていた。
    梅雨時には珍しい晴天、足取り軽く始発の新幹線で東京へ向かった。

    通算3度目の田端機関区、受付を済ませ交検庫内でヘルメットを受け取る。
    好天の下でEF81とEF65が並び、構図を思案しながらシャッターを切る。
    朝8時台にも関わらず、照り付ける日差しは夏そのもの。
    汗だくになりながら、途中でヘッドマークが装着されると一同テンションが上がる。

    帰宅後に天地左右の比率が良さげなカットを選別する。
    6月の太陽に照らされ、陰影の際立った一枚となった。
    (EOS R6 Mark II + EF24-70mm f/2.8L II USM)

  • 「5086レ」・根府川~早川・EF65-2068

    東海道本線 根府川~早川にて

    定番の横構図に加え、この日は300㎜で縦構図も構えてみた。
    3年前の作例を参考に左右・天地の比率を調整。
    7D2は置きピンで挑んだが、こちらはAIサーボに自信のある新機種。
    ピントとシャッターはカメラ任せで、空いている側の手でレリーズした。
    (EOS R6 Mark II + EF300mm F2.8L IS II USM)

  • 「5086レ」・根府川~早川・EF65-2068

    東海道本線 根府川~早川にて

    翌日休みのルーティン、夜のSCWチェック。
    朝6:00頃の小田原界隈は晴れ予報、夏場限定の米神カーブに向かうことにした。
    通過時間に間に合うように現地入り、東の空には綺麗な朝焼けが広がっていた。

    昨年8月にもチャレンジしたが、まさかの露出オーバーで大失敗。
    次の改正で残るか微妙なPFの運用、今日こそは絶対に仕留めなければならない。
    過去の作例を元に構図を組み、前走りの列車で調整する。
    今シーズン既に複数回遅延に泣かされている5086レ、今日は定時で上ってきている様子。
    サンライズ・E257系の回送と通過し、いよいよ本番。
    トンネルの中から接近音が近付き、朝日を浴びたPFが躍り出た。
    (EOS 7D Mark II + EF70-200mm f/2.8L IS II USM)

  • 「5739M」・金谷~菊川

    東海道本線 金谷~菊川にて

    久し振りに晴れ予報の出た休日、朝の5087レを狙いにカナキクのストレートへ出掛けた。
    前走りの731Mが通過し、構図の確認を終える。
    午前8時を過ぎて嫌な予感、今日も遅延している様子。
    本来後ろを走る733M・5735Mが通過したところで一旦撤収。
    5月に5086レを狙った際は半日以上の遅延に涙を呑み、今日も遅延に泣かされた。

    帰り際、しばらく足が遠のいていた東峰踏切へ立ち寄った。
    2021年12月頃に柵が設置されてしまい、以前と少しイメージの変わった撮影地。
    気を紛らわすために狙ったGG編成4両の737M、接近と共に暗転しまさかのマンダーラ。
    写真は後続の5739Mを写したもの、草が生えて柵も目立たなくなっただろうか。
    (EOS R6 Mark II + EF70-200mm f/2.8L IS II USM)

  • 「尾久車両センター 機関車撮影会」・EF81-81

    尾久車両センターにて

    太陽光線の高い6月、車両側面には時期的に日が当たらない。
    バリアングルモニターを活用して、線路面から構えてみた。
    絵本でしか知らないヘッドマーク、元お召機をアップで一枚切り撮った。
    (EOS R6 Mark II + EF70-200mm f/2.8L IS II USM)

  • 「4012M」・常永~小井川

    身延線 常永~小井川にて

    久那土で撮影後、線路沿いに北上し小井川を目指す。
    到着すると先客が1名、縦列に車を停め三脚を据える。
    以前から気になっていた駅近くのストレート、夕方の上り列車を狙う。

    冬場の光線と比べると、だいぶ太陽が側面寄りに回った。
    曲面ガラスの373系だと、半面光に仕上がりそう。
    少し横がちの構図へ移動、先程の折り返しとなる4012Mを切り撮った。
    (EOS R6 Mark II + EF70-200mm f/2.8L IS II USM)

  • 「8872レ」・落合川~中津川

    中央本線 落合川~中津川にて

    前日夜にGPVを見ながら後輩と相談、長野~岐阜周辺は晴れ間が望めそう。
    翌朝6:30に集合、塩尻ICまでやって来た。
    久し振りの中央西線、まずは贄川俯瞰に向かった。
    「木曽あずさ号」以来6年振りの現地、手前の竹が伸びて見通しが悪くなっていた。
    ひとまず383系を狙うも、思うように顔が抜けない。
    過去画像と見比べると、架線のビーム形状が変更されている様子。
    1つ撮影地が減ってしまいショック、気を取り直して移動した。

    権兵衛トンネルを抜けて伊那へ、後輩おすすめのソースカツ丼「青い塔」は12年振りの訪問だった。
    美味しいご飯で腹を満たし、昼過ぎの8084レを狙いに再度木曽路へ。
    大桑付近で空木岳をバックに撮影、その後は線路に沿って南下。

    最近Twitterでよく見る落合川の俯瞰、夕方の8872レを良さげな光線で撮れるらしい。
    数年前に撮れなくなったと思っていたが、現地を確認すると竹林が一部伐採されていた。
    背の高い竹を避けて三脚を据える、この様子だと夏にはまた視界が遮られるかもしれない。
    手元の時刻表を確認すると8872レは坂下で1016Mを退避する、時間まで作例を参考に構図を考える。
    線間に下り線の信号機が建植されており、切り位置と絶妙な距離。
    また空を入れて広く撮るかアップで撮るか、どちらも捨てがたく悩ましい。
    ネットに目撃情報が上がらないため本当に来るのか不安だったが、途中で追っ掛け組がやって来た。
    夕刻の傾いた光線を浴びて、EF64の重連がカーブの先から姿を見せた。
    (EOS R6 Mark II + EF70-200mm f/2.8L IS II USM)