2024年

  • 身延線 常永~小井川にて

    皮ごと食べられるシャインマスカット、8月下旬頃から市場に出回り始める。
    食べやすく美味しいが、スーパーで普通に買うと高級品。
    お手頃価格で仕入れるため、発泡スチロールに保冷剤を詰めて中部横断道を北上した。
    白根IC降りてすぐの「道の駅しらね」、道路を挟んだ向かい側にJAの直売所がある。
    1パック600~1,200円程で、たくさん買い込むことができた。

    その後は甲府駅近くまで移動し、「シャトレーゼテラス 甲府丸の内店」へ。
    イートインスペースがあり、スイーツバイキングができる唯一の店舗らしい。
    「ケーキが食べ放題、夢のよう!」と勇んで食べ始めたものの、店舗で販売されているものと同様のサイズ。
    2つ食べたところで胃もたれし、後は和菓子やゼリーでお腹いっぱいとなってしまった。

    帰り際、線路際の草丈が気になり小井川のストレートへ立ち寄った。
    ちょうど保線の草刈り後だったのか、足回りが綺麗に刈り取られていた。
    カメラを構えるも、西の空に湧いた雲でこの日は敗戦。

    3日後の9/12、この日は早起きして興津で4372Mを狙った。
    しかし、通過前に薄雲が広がりホームライナーは微妙な結果で終了。
    午後は4007Mを狙いに、久那土近くの長松院踏切に三脚を据えた。
    ここでも通過直前に画面が暗転、マイナス露出のまま通過してしまった。
    その後「道の駅しらね」経由で小井川へ向かうも、再び西の空に雲が湧き敗戦。
    途中食べたシャインマスカットソフトはとても美味しかった。

    翌日、この日も昨日と同じ行程で早朝は興津へ。
    狙いの4372Mは秒間12コマで連写するも、背景のポール処理が中途半端で消化不良。
    一旦帰宅後、出直し下部温泉へ。
    昨年オープンしたばかりの「ヘルシースパサンロード しもべの湯」へ。
    複数の湯船に高温・ぬるめとメリハリがあり、気付けば長湯していた。
    休憩室で南アルプスIC周辺のライブカメラを眺めていると、西の空は雲が多いながらも晴れベース。
    ここまで来たのだからと、今週3回目の小井川へ向かった。
    現地に着くと西側の稜線付近に厚い雲が湧いており、4012M通過まで耐えられるか微妙なところ。
    16:45頃、踏切が鳴ると同時に画面の照度が若干下がる。
    本命の「ふじかわ12号」は僅かに落ちた光量の下、通過していった。

    写真は前走りのワンマン鰍沢口行き。
    こちらは素晴らしい光線で通過し、ひとまず1枚成果を得ることができた。
    最近連敗続きの写真趣味、そろそろスカッと会心の一枚を撮りたいところ。
    (EOS R6 Mark II + RF24-105mm F4 L IS USM)

  • 「5086レ」・興津~由比

    東海道本線 興津~由比にて

    ここ数年、夏場のメインターゲットになっている東海道上り貨物の5086レ。
    日の長い時期なら撮影可能な場所も多く、早朝の天気予報を気にする日々が続いていた。

    6/22、少し雲があるものの日差しに誘われて線路際へ。
    以前から気になっていた洞踏切、早朝の上り列車に対して日が当たる。
    手前に民家の影が落ちてしまうが、超望遠で圧縮すると良さげな構図。
    前走りの66レは晴れたものの、本命通過時には太陽が雲にドンピシャ…
    構図だけ確認し、近いうちの再訪を計画した。

    静岡駅近くのライブカメラで通過を確認、後輩と共に洞踏切へ。
    前回の作例を参考に天地の比率を調整、切り位置付近の影落ちがかなりシビア。
    35㎜換算で700㎜超の圧縮構図、興津川橋梁からの緩やかな下り勾配がアクセントになる。
    遠目にEF65の特徴的な2灯が見え、秒間15コマで切り撮った。
    (EOS R10 + RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM)

  • 「463M」・用宗~焼津

    東海道本線 用宗~焼津にて

    ダイヤ改正後、車両運用に大きな変化があった静岡地区。
    315系が出揃うまで、一部は211系6両編成による運転が続いている。
    この前沿線で見た様子では、夕方の463Mが該当するらしい。
    特に狙って撮る被写体ではないかもしれないが、せっかくなのでカメラを持ち出した。

    夕方順光となる焼津ストレートの山側、前回と同じ場所に三脚を据える。
    構図だけ作り、あとはカメラ任せのお手軽撮影。
    見慣れたみかん色の帯、高らかなモーター音を響かせて211系が通過していった。

    この日写したLL11編成も、先日三岐鉄道へ譲渡されたらしい。
    藤原岳を背に走る211系、新天地でも元気に走り抜けてほしい。
    (EOS R6 Mark II + RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM)

  • 「404列車」・川根小山駅

    井川線 川根小山駅にて

    204列車を撮影後、定番の流れで川根小山へ向かった。
    駅構内の桜は今年も綺麗に咲き誇り、好条件のためか珍しく先客が2名いた。
    最近GeoGuessrで話題になったらしく、訪問者が増えてくれたら嬉しいところ。
    以前のダイヤでは206列車が素晴らしい光線で狙え、現在では404列車が相当する。
    いつもの場所でカメラを構えると、相変わらず日が当たるのはごく一部。
    年々伸びる杉の木、今後の成長次第では近い将来撮れなくなるかもしれない。
    しばらくするとレールの軋む音が聞こえ、構内踏切が鳴動した。
    満開の桜に迎えられた赤い列車、前面に日が当たった瞬間を高速連写で切り撮った。
    (EOS R10 + RF24-105mm F4 L IS USM)

  • 「204列車」・土本駅

    井川線 土本駅にて

    例年より桜の開花が遅かった今シーズン、現地に通う後輩からそろそろ見頃との情報。
    年度初の4/1、予報では翌日以降雨マークが並ぶため貴重な晴れ間となりそう。
    午前中に大切な用事を済ませ、午後から奥大井へ向かった。
    久し振りに通る362号、山が動いているのか道路の継目が以前より広くなったように感じた。

    川根両国の桜は満開には少し早く、沢間はちょうどピークだった。
    そのまま三叉峡方面へ進み土本へ、駅前は今年も桃源郷のような光景が広がっていた。
    まずは定番で一枚抑えるべく、いつものホーム端にカメラを据えた。
    遠くから聞こえる井川線独特の音、今年も春がやって来た。
    (EOS R6 Mark II + RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM)

  • 「試9768D」・身延~甲斐大島

    身延線 身延~甲斐大島にて

    非番の昼食、同期3人で訪れた「ラーメン山なぜか」。
    静岡地区では珍しい二郎系ラーメン、初心者で具合が分からないので豚3枚300グラムを注文。
    隣の同期は500グラムを注文、大盛りの丼はフードファイトの様相を呈していた。
    腹を満たしたところで帰宅、血糖値が爆上がりしたところで少し休憩。

    この日は身延線検測があり、天気も良かったので中部横断道を北上した。
    最初は甲斐大島のストレートに向かったが、3月下旬となると前面に日が当たらない様子。
    少し戻って時雨沢踏切へ、ここでは常連の方が先に構えられていた。
    隣にお邪魔しカメラをセット、お手軽に目当ての列車を撮影した。

    夜になっても腹が減らず、昼に食べた二郎系の威力を感じた。
    年齢のせいか、特に夕飯を食べることなく就寝した。
    (EOS R6 Mark II + RF24-105mm F4 L IS USM)

  • 「1093レ」・用宗~焼津

    東海道本線 用宗~焼津にて

    花粉の飛散により外出が億劫になっていた3月、鼻水が止まらない。
    連日の強風で空気中の不純物が飛ばされたのか、空気が澄んでいる春分の日。
    せっかくの晴れ間、夕方買い物がてらカメラを持ち出し沿線へ。

    ダイヤ改正後、4両もしくは6両固定編成という運用が増えた東海道線。
    到着後すぐにやって来たのは211系の6両、カメラを構える前に通過していった。
    三岐鉄道への譲渡が話題となった静岡地区の211系、この後急速に淘汰されるらしい。
    写真は17時前に通過した1093レ、次位に連なる大型コンテナが特徴的。
    桃太郎全盛期のJR貨物、総勢何両活躍しているのだろうか。
    (EOS R6 Mark II + RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM)

  • 「名機は三度、甦る。」

    品川駅構内車両基地にて

    今回で3回目の開催となった品川駅構内での機関車撮影会。
    運良く1回目には参加できたものの、2回目は申し込めず。
    次回こそ夜の部に参加したいと願う中で、プレスリリースで開催のお知らせ。
    費用を工面し参加の許諾をもらい、争奪戦も無事に確保することができた。

    当日は大津トンネルで500系を撮影、関西から直接品川入りした。
    会場までの移動はE257系、緑帯は初めての乗車だった。
    あいにくの曇り空でも、日が暮れるにつれて妖艶な輝きを放つEF65。
    先週カナキクで撮影した2090号機、プレートを付け替えステップも色差しがなされていた。
    色褪せたヘッドマークは実際に使用されていた本物、絵本で見た往年の姿が目の前に広がっていた。
    幼少期憧れたブルトレ、全盛期を知らない世代ではあるが当時を垣間見ることができた。
    (EOS R6 Mark II + RF24-105mm F4 L IS USM)

  • 「9860レ」・三島~函南

    東海道本線 三島~函南にて

    この日は静岡貨物発の甲種輸送があると聞き、早起きして沿線へ。
    東田子の浦付近で待ち構えるも、同業者の姿が見えない。
    不審に思い調べると、甲種輸送は昼前の通過らしい。
    通過時刻まで数時間、仕方なく帰ろうかと車へ戻る。
    何気なくTwitterを確認すると、5087レが遅延している様子。
    そのまま黄瀬川の堤防へ移動、タイミング良く捉えることができた。

    片付け中に後輩から入電、これから竹倉へ向かうとのこと。
    近くまで来ていたので合流することに、久し振りの竹倉踏切へ向かった。
    先客多数かと思われたが意外にも0、185系終焉以来の訪問となった。
    富士山と架線が重ならないようにローアングルで、お馴染みの構図を組む。
    12時が近くなると流石に雲が掛かったものの、山頂は隠れずなんとかセーフ。
    最終的に5人程で平和な現場、撮影後は徒歩で訪れたという方を北沢林道踏切まで送り届けた。

    せっかくなのでいちご狩りをしようと、妻に連絡し三島駅で合流。
    後輩家と共に、伊豆長岡付近で「章姫」「紅ほっぺ」をたらふく食した。
    (EOS R6 Mark II + RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM)

  • 「4002列車」・家山~大和田

    大井川鐵道 家山~大和田にて

    2022年の台風15号で被災し、笹間渡以遠の復旧見通しが立たない大井川本線。
    ロケーションに変化のある区間が運休のため、訪れる頻度が減っていた。
    特に予定の無い休日、久し振りにEL急行を写しにやって来た。
    家山12:52発「ELかわね路2号」を撮影、その後は不通区間を千頭まで辿ってみることにした。

    錆びたレール・伸びた草、列車が来ない線路はさながら廃線の雰囲気が漂っていた。
    休日で賑わう音戯の郷の駐車場、一方で千頭駅構内は閑散としていた。
    駅前の「cafeうえまる」、ブルーベリースムージーは安定の美味しさだった。

    「もりのいずみ」で温泉に入ろうか考えたが、休日で混んでいるだろうとパス。
    来た道を引き返し、帰り際に再度家山発車のポイントへ立ち寄った。
    土休日を中心に設定されている快速急行、運良くズームカーが発車待ちをしていた。
    16時ちょうど、だいぶ長くなった夕日を浴びて老兵がゆっくりと動き出した。
    (EOS R6 Mark II + EF300mm F2.8L IS II USM)