3月3日「こだま724号」高梁川橋梁

100系「こだま」・新倉敷~岡山

山陽新幹線 新倉敷~岡山にて

「サンライズ出雲」を倉敷駅で下車、タクシーで高梁川の袂に向かった。
事前に調べた情報によると、カーブミラーが登り口の目印らしい。
右往左往して探し当て、竹林の間を抜けると撮影地に辿り着いた。
足場は日陰で寒さがあったが、高梁川橋梁には朝日が当たり始めていた。
手早く露出を決め構図を整える、もうすぐ100系が新倉敷駅を発車する時間である。
前走りの「のぞみ」で編成長を確認し、シャッターを切る位置を決める。
対岸から2灯の特徴的なライトが光った、白色の車体が見えテンションが上がる。
手前まで引き付けて狙いの位置でシュート、朝日を浴びた100系は神々しい美しさだった。
(EOS 30D + EF50mm F1.4 USM)

4月13日「小湊鐵道」飯給入線

小湊鐵道 飯給駅にて

実家からアクアラインで1時間半、この日も後輩と共に房総半島へやって来た。
2日前にも同じく撮影に来ていたが、曇天にやられ咲き誇る菜の花を活かせなかった。
この日は朝から雲一つ無い快晴、午前中は石神地区の菜の花畑で狙っていたカットを抑えることができた。
昼過ぎから雲が広がることが多い地域であるが、午後になっても安定した空模様が続いていた。

沿線を流していると辿り着いた飯給駅、ちょうど駅前の桜が綺麗に咲いていた。
踏切脇から構えると良い具合に桜と菜の花を絡めることができ、久し振りに心躍る情景に出会うことができた。
ワクワクしながらカメラをセットし、列車の到着を待つ。
振り返っても太陽周りに雲の姿は見えず、これは最高の一枚が生まれるかもしれない。
やがて遠くで小さなタイフォンが聞こえると、2両編成のディーゼルカーがホームに滑り込んできた。

今までの撮り鉄人生の中で最も手応えを感じた瞬間だったかもしれない。
翌年の「四季のローカル線カレンダー」表紙になった思い出の一枚。
(EOS 30D + EF70-200mm F2.8L USM)

12月17日「あさぎり2号」

御殿場線 御殿場~足柄にて

狩屋踏切では雪化粧した富士山をバックに御殿場線を捉える事ができる。
晴れ予報と休みが重なり、バイト先の友人と共に未明の東名を下った。
田んぼ脇から横で撮るか踏切脇で縦で撮るか、悩んだ末に縦構図を選択。
371系「あさぎり2号」の通過時刻が近付くにつれて同業者も増えてきた。
画面左の架線柱を切るか悩んだ末にカット、少し窮屈になったかもしれないがこれはこれで。
思い描いた一枚を撮ることができ、意気揚々と移動した。

RMの表紙になったかもしれない、思い出の一枚。
(EOS 5D Mark II + EF70-200mm F2.8L USM)

12月17日「3461レ」

東海道本線 早川~根府川にて

冠雪した富士山をバックに371系を仕留めた後は、箱根を越えて玉川橋梁へ向かった。
終日高気圧に覆われたこの日、みかん山からは房総半島まで見渡せる絶景が広がっていた。
目当ての3461レ、牽引機はEF200の代走らしい。
「ダッダッダッ…」特徴的なジョイント音を奏でながら、ワムを従えた「インバーターハイテクロコ」が鉄橋に躍り出た。

前後の記録を見てみると211系快速アクティー・185系ブロック塗装・300系新幹線など、今では見ることのできない列車たち。
画像フォルダを眺めていると、ついつい時間が過ぎてしまう。
(EOS 5D Mark II + EF70-200mm F2.8L USM)

12月28日「こうのとり14号」

福知山線 黒井~石生にて

夏休み・冬休み・春休み、青春18きっぷを使って多くの撮影行に出掛けてきた。
「ムーンライトながら」の指定席が取れれば快適、無くても普通列車を乗り継いで強行していた。

この日は福知山線の「こうのとり」を狙い、黒井駅で下車・歩いて撮影地へ向かった。
朝は霧が発生し露出が上がらず消化不良、アングルを変えつつ昼過ぎまで残留した。
時刻表から逆算すると、次の一本を撮って撤収しなければ普通列車で関東まで帰れない。
「頼む、晴れてくれ…」祈りが通じたのか、雲の切れ目から日差しが注いできた。
50mm単焦点で失敗の許されない一発切り、ここでのミスは帰路のテンションに影響する。
ファインダーに飛び込んできた3014Mを狙い澄まして切り取った。
(EOS 5D Mark II + EF50mm F1.4 USM)