尾久車両センターにて
太陽光線の高い6月、車両側面には時期的に日が当たらない。
バリアングルモニターを活用して、線路面から構えてみた。
絵本でしか知らないヘッドマーク、元お召機をアップで一枚切り撮った。
(EOS R6 Mark II + EF70-200mm f/2.8L IS II USM)
以前撮影した一枚です
尾久車両センターにて
太陽光線の高い6月、車両側面には時期的に日が当たらない。
バリアングルモニターを活用して、線路面から構えてみた。
絵本でしか知らないヘッドマーク、元お召機をアップで一枚切り撮った。
(EOS R6 Mark II + EF70-200mm f/2.8L IS II USM)
五能線 広戸~深浦にて
五能線のキハ40系列を狙いに、えきねっとトクだ値を利用して新青森へ。
駅前でレンタカーを借り出し沿線へ、前日は八郎潟近くのホテルサンルーラル大潟で一泊した。
2日目は雲が多いながらも晴れベース、自作のダイヤグラムを参考に撮影を進める。
夕方は今回のメインに考えていた広戸の俯瞰へ向かうことにした。
手前からでは登り口が見当たらない海岸沿いの岩場、奥から回り込むことで高度を稼ぐことができる。
2016年に訪問した際は線路沿いの木柵が足周りに掛かったが、最近は撤去された様子。
手袋を装着し慎重によじ登り、なんとか岩場のてっぺんへ。
夕日を浴びて色味を増した海岸線、50㎜単焦点で構図を決める。
カーブの先から姿を見せた2828D、目的の一枚を無事に収めることができた。
帰り際、足元に流れ着いたペットボトルを見るとラベルがハングル語。
付近には「密出入国防止」と書かれた看板が目立ち、隣国の存在を意識する地域だった。
(EOS 5D Mark IV + EF50mm F1.4 USM)
東海道本線 片浜~沼津にて
三島在住時に何度か訪問した第二小諏訪踏切、夏場の早朝が順光となる。
当時は3074レがEF64牽引だったので、5032Mと合わせて一緒に狙っていた。
早朝の晴れ予報が出たこの日、5時過ぎに三脚を据えた。
日の出直後のサンライズは電柱の影が1両目に掛かったが、日が昇るにつれて目立たなくなった。
この日の5086レは「カラシ」こと2127号機、コテコテの朝日を浴びて通過していった。
沼津ららぽーとの臨時駐車場や車両基地移転先として整備されたのか、景観が変わってしまった様子。
最近ここでの写真を見掛けないので、恐らく撮れなくなったのだろうか。
(EOS 7D Mark II + EF24-70mm F4L IS USM)
身延線 常永~小井川にて
久那土で撮影後、線路沿いに北上し小井川を目指す。
到着すると先客が1名、縦列に車を停め三脚を据える。
以前から気になっていた駅近くのストレート、夕方の上り列車を狙う。
冬場の光線と比べると、だいぶ太陽が側面寄りに回った。
曲面ガラスの373系だと、半面光に仕上がりそう。
少し横がちの構図へ移動、先程の折り返しとなる4012Mを切り撮った。
(EOS R6 Mark II + EF70-200mm f/2.8L IS II USM)
中央本線 落合川~中津川にて
前日夜にGPVを見ながら後輩と相談、長野~岐阜周辺は晴れ間が望めそう。
翌朝6:30に集合、塩尻ICまでやって来た。
久し振りの中央西線、まずは贄川俯瞰に向かった。
「木曽あずさ号」以来6年振りの現地、手前の竹が伸びて見通しが悪くなっていた。
ひとまず383系を狙うも、思うように顔が抜けない。
過去画像と見比べると、架線のビーム形状が変更されている様子。
1つ撮影地が減ってしまいショック、気を取り直して移動した。
権兵衛トンネルを抜けて伊那へ、後輩おすすめのソースカツ丼「青い塔」は12年振りの訪問だった。
美味しいご飯で腹を満たし、昼過ぎの8084レを狙いに再度木曽路へ。
大桑付近で空木岳をバックに撮影、その後は線路に沿って南下。
最近Twitterでよく見る落合川の俯瞰、夕方の8872レを良さげな光線で撮れるらしい。
数年前に撮れなくなったと思っていたが、現地を確認すると竹林が一部伐採されていた。
背の高い竹を避けて三脚を据える、この様子だと夏にはまた視界が遮られるかもしれない。
手元の時刻表を確認すると8872レは坂下で1016Mを退避する、時間まで作例を参考に構図を考える。
線間に下り線の信号機が建植されており、切り位置と絶妙な距離。
また空を入れて広く撮るかアップで撮るか、どちらも捨てがたく悩ましい。
ネットに目撃情報が上がらないため本当に来るのか不安だったが、途中で追っ掛け組がやって来た。
夕刻の傾いた光線を浴びて、EF64の重連がカーブの先から姿を見せた。
(EOS R6 Mark II + EF70-200mm f/2.8L IS II USM)
身延線 市ノ瀬~久那土にて
5月2日は4007Mを久那土で撮影後、小井川のストレートへ向かった。
16:45頃に通過する4012M、季節が進み前面はだいぶ光が弱くなっていた。
南アルプスICから帰宅しようと高速に乗ると、夕刻の素晴らしい光線が広がる。
日没までは少し猶予がありそう、もしかしたら先程の場所で一枚撮れるかもしれない。
再度六郷ICで下道へ、日没間際の長松院踏切へやって来た。
背景の山には影も広がり、鋭さを増す光線。
印象的な一枚になるかもしれないと迎えた4009MはまさかのF7編成。
甲府方の貫通扉に凹みのある同編成、アップ撮りだと目立つため画竜点睛を欠く一枚となってしまった。
1週間後、午後の晴れ予報に賭けて再度4009Mを狙う。
前回の構図・露出を参考にセッティング、西の空には雲ひとつ無く舞台は整った。
夕日をギラつかせながら、今日はF9編成がカーブの先から姿を見せた。
(EOS R6 Mark II + EF400mm F5.6L USM)
身延線 市ノ瀬~久那土にて
GW合間の平日、非番でGPVを確認すると終日晴れ予報。
湿度も低くカラッとした絶好の撮影日和、午後から出掛けることにした。
中部横断道を六郷ICで降り、前回と同じように峡南高校の前に車を停める。
鉄橋を渡る4010Mを見送り、レンズを付け替え踏切まで移動する。
2週間で背景の緑がだいぶ色濃くなり、初夏の装いとなっていた。
前回より広めの構図、左端の特発をギリギリでカットし調整する。
カーブの先から姿を見せた373系、AIサーボで切り撮った。
(EOS R6 Mark II + EF300mm F2.8L IS II USM)
高山本線 飛水峡(信)~上麻生
前日夜の「ひだ」で下呂へ、人生初の下呂温泉を堪能する。
「小川屋」というカエルのロゴが特徴の宿に宿泊、平日で空いており大浴場でのんびり過ごした。
翌朝のバイキングも種類が多く、大満足の一泊だった。
チェックアウト後、近くのレンタカーを借り出し撮影へ。
国道41号を南下し、以前から気になっていた飛水峡の俯瞰を目指した。
ネットの事前情報によると、中部電力の鉄塔へ続く獣道を辿るらしい。
蜘蛛の巣に引っ掛かりながらも現着、眼下を行き交う列車を撮影する。
下山後、近くの第4種踏切へ立ち寄った。
何気なく写したキハ40の東海色、引退後は異国へ渡った仲間もいる。
(EOS 5D Mark II + EF400mm F5.6L USM)
新金谷車両区にて
大井川鐵道の創立100周年に向けて始まった「C56形135号機 動態化プロジェクト」。
クラウドファンディングによって動態化費用を補填する企画で、様々な金額のコースが設定された。
何か支援できたらと、¥30,000の「思い出支援コース:SL撮影会&工場見学体験」を選択。
催行に関して希望日聞き取りがあり、勤務予定を勘案しながら返信する。
迎えた当日、雲が広がり稀に日差しが差し込む難しい天気。
「今日は見学会なので気楽に…」、のんびりと車両を観察する。
風が強く、C10-8のドレーン吐出は少し残念な形になってしまった。
最後に順番が回ってきたEL撮影、ピット下や庫内から機関車を眺めることができた。
普段とは違う新鮮な光景、せっかくなのでレール面からバリアングル撮影をしてみた。
少し薄日が差したタイミングで、構図の水平に注意してシャッターを切る。
前照灯やヘッドマークなどリクエストに応えていただき、気付けば終了時間となった。
未だ笹間渡以遠の復旧目処は立たず、先行きの不透明な現状。
この場に集った車両たちが、また千頭駅まで運転される日を心待ちにしている。
(EOS R6 Mark II + EF70-200mm f/2.8L IS II USM)
東海道新幹線 掛川~静岡にて
朝のカナキクで5087レを撮影後、気持ちの良い秋空に誘われて少し寄り道。
久し振りに訪れた205kpのお立ち台、最近は訪問者が少ないのか草が生い茂っていた。
一旦車に戻って長靴に履き替え、虫除けスプレーを吹き掛ける。
草を掻き分け、お立ち台への獣道を足元に注意して登る。
前回訪問時に比べ、画面左側の木が成長し窮屈になっていた。
この場所でN700Sのカットを得るべく、往来する列車でタイミングを図る。
最初のチャンスは力んで遅切り、次にやって来た642Aで無事に成功した。
(EOS 5D Mark IV + EF70-200mm f/2.8L IS II USM)