北陸本線 敦賀~南今庄にて
高1のGW、ムーンライトながらに乗って後輩と撮影旅行に出掛けた。
あいにく空いていたのがセミコンパートメント席のみで、若干気まずい相席の中で一夜を過ごした。
米原で北陸線に乗り換え、敦賀の1つ先・南今庄で下車した。
駅から少し敦賀方に歩くと北陸トンネルの出口があり、望遠レンズでトンネルを飛び出してくる姿を捉える事ができる。
この日は489系金沢車を使用した臨時の「ふるさと雷鳥」が運転されるとあって、沿線には多くのカメラマンが見られた。
この撮影地、トンネル出口に列車が近付いてくると轟音が響くので列車の接近が分かりやすい。
暗闇の先に特徴的なボンネット顔が浮かび、無事写し止めることができた。
当時は「臨時」ではなく「雷鳥」ヘッドマークを掲げてくれたらと思っていたが、今見返すとこれはこれで貴重な姿かもしれない。
「雷鳥」引退から10年、すっかり足が遠のいてしまった北陸路をまた再訪したいと思う。
(EOS 30D + EF70-200mm F2.8L USM)