高山本線 打保駅にて
陸橋上での撮影を終え、黒姫駅へ歩いて戻る。
先週は列車待ちの間に駅そばを食すことができたが、今日は残念ながら開店前。
下り列車で1つ進み、妙高高原で「妙高はねうまライン」に乗り換える。
関山・二本木と懐かしい駅名を通り過ぎ、上越妙高から北陸新幹線に乗車する。
東海道沿線民にとって、日本海側を走るW7系はとても新鮮。
デンカ青海工場など趣味的に気になる車窓を眺めながら、あっという間に富山着。
1週間振りの富山駅、今日は駅近くのオリックスレンタカーへ立ち寄った。
狙いは夕方の1031D、それまでしばらく時間がある。
手元の時刻表を確認すると、打保駅で新旧ひだが離合する様子。
スノーシェッドを備えた山間の無人駅、以前から気になっていたので足を延ばすことにした。
国道41号線から途中360号線を経由して、1時間程のドライブ。
駅前に車を停め周囲を見渡すと、猪谷方にスノーシェッドが佇んでいた。
転轍機には融雪装置を備えており、豪雪地帯なのだと改めて実感。
1034Dと1027Dの行違いを撮影しようと準備すると2人の同業者が。
挨拶して談笑すると、共通の知人がいることが分かり盛り上がる。
撮影後撤収するべく片付けていると、列車接近のアナウンスが入った。
何が来るのか、3人で確認するとHC85系が下っていった。
「試運転なら境界駅まで行かずに、隣の杉原で折り返すのでは?」
せっかくなので3人で待ってみることに、40分程で運良く折り返してきてくれた。
ダイヤ改正以降はグリーン車の入線が無くなるため、貴重な姿を捉えることができた。
(EOS R6 Mark II + EF50mm F1.4 USM)