メカシャッターと電子シャッター比較(EOS R6 Mark II)

11月中旬にマップカメラで予約したR6Ⅱ、在庫確保の連絡が12月25日に入った。
手持ちの5DⅣや妻所有で使用機会の少なかったD7500を下取りに出し、折り返し届いたのが1月3日だった。

ヨドバシカメラで付属品を予め注文、久し振りに使用するSDカード。
マウントアダプターは台湾製、EF40mm F2.8 STMのようなサイズ感である。
早速保護フィルムを貼り付け、日付や記録画質など初期設定を行う。
従来のLP-E6Nと互換性があり、手持ちのバッテリーを活用できるのが有り難い。
※この場合、連写速度が落ちる模様。

翌朝、試運転を兼ねて新幹線撮影の有名地・中里地区へやって来た。
三脚にセットした後ろ姿は、これまでのデジタル一眼レフカメラを踏襲しているように思う。
レリーズについて、これまでメインで使用していたRS-80N3ではなくRS-60E3となった。

EOS R6 Mark IIの特徴として、「鉄道にも対応したトラッキング性能」と「秒間40コマの電子シャッター」が挙げられる。
カメラを構えて最初に驚いたのがAIサーボ、喰い付いたら離さないという謳い文句そのままだった。
画面右下から左方向へ200km/h以上で突き進む新幹線に対して、予め配置したAF測距点から追尾し続けた。
この場所では置きピンで問題なく済むが、ピント面を合わせにくい状況で今後活躍してくれそうである。

これまで使用してきた機材でも電子シャッターは搭載されていたが、バルブ撮影時など使用機会は限定的だった。
「動きモノで電子シャッターは歪む」と周囲から聞いていたため、沿線撮りでは専らメカシャッターだった。
R6Ⅱのメカシャッターは最高秒間12コマ、7DⅡを凌ぐドライブ性能を有している。
これまでの機材に比べれば十分高速であるが、新幹線など高速で動く被写体に対しては失敗もあり得る。

電子シャッターの秒間40コマではどうか、同条件下で試してみた。
上(メカシャッター)は8:45頃通過の207A、下(電子シャッター)は10分後に通過した15Aを撮影した。
(前後の列車間隔によって同じのぞみ号でも通過速度が変わるので厳密な比較にはならない)

もはや未踏の境地、新幹線であっても撮り逃がさない驚異的な連写速度であった。
一回レリーズすると何枚記録されるのか、瞬く間にデータが蓄積されていく。

一方で、電子シャッター使用時の被写体の歪みはどうか。
カメラのモニターでは判別できなかったので、帰宅後PCで確認した。

拡大すると、電子シャッターで撮影した画像は右上に流れているのが分かる。
高速で走行する新幹線をほぼ真横から撮影するという条件下では少し厳しかったかもしれない。
大きく引き伸ばす場合などは避けた方が良さそうだが、自サイトで楽しむ分には十分だと思う。
被写体の移動速度や画面内での見え方によって、両者を使い分ける必要があると感じた。
(EOS R6 Mark II + EF70-200mm f/2.8L IS II USM)

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