小田急線 渋沢~秦野にて
冬晴れの関東、朝起きると富士山が綺麗に見えていた。
空気が澄んでいるこの時期なら、LSEと富士山の組み合わせもバッチリ決まるはずである。
現地に着くと先客が数名、条件が揃うと皆考えることは同じらしい。
線路際の歩道から上り列車を撮るこのアングル、連なる架線柱から富士山を抜く位置が難しく右往左往する。
構えてみると案外望遠が必要なことが分かり、焦点距離が1.6倍となる7Dをチョイスした。
超望遠の画角となると、僅かなズレでも命取りとなるため慎重に構図を決める。
雲一つ無い安定した空模様の中、遠目にバーミリオンオレンジの車体が見えた。
先頭車が影を抜けたタイミングで高速連写、無事に狙っていたカットを持ち帰ることができた。
(EOS 7D Mark II + EF300mm f/2.8L IS II USM)