井川線 土本駅にて
2017年に購入した5DⅣ、3000万画素を超えるセンサーで多くのシーンを切り取ってきた。
従来使用してきた5DⅡに比べ連写も速く、AF測距点も多いため使いやすい機体だった。
自分自身の腕が未熟なこともあり、カメラ性能に助けられることも多かった。
段々と周囲がミラーレスに乗り換える中、CanonからR6Ⅱ発売のお知らせ。
進化したトラッキング性能、後輩曰く「ミラーレスのAFは従来の比じゃない」とのこと。
今なら5DⅣも10万円程の値が付く、悩んだ末に下取交換を依頼することにした。
12月下旬に入荷見通しのメールを受信、下取前に5DⅣのラストランへ出掛けた。
家山駅で往復するSLを撮影後、LINEクーポン使用も兼ねて北上した。
午後は14時台から山影迫る冬の井川線、トビー3便の折り返しまで間に合うだろうか。
HPには奥泉駅折り返しの時刻が載っていないため、接近音に耳を澄ませる。
構図奥の暗闇が広がる中、井川線独特のレールが軋む音が聞こえてきた。
5DⅣや7DⅡのAIサーボは、3~4コマに一枚当たりがあるイメージだった。
これから導入するミラーレス機ではどうなるのか、楽しみにしたいと思う。
(EOS 5D Mark IV + EF70-200mm f/2.8L IS II USM)